JRA角居勝彦調教師(栗東)、酒気帯び運転で現行犯逮捕(2018/7/6から2019/1/6まで調教停止処分)

*2018/11/7 調教停止期間を追記

ご存知の方も多いかと思いますが、ショッキングなニュースが7月6日に飛び込んできました。

7月6日未明に酒気帯び運転容疑で角居勝彦調教師(JRA調教師・栗東TC)を現行犯逮捕(滋賀県警草津署)。同調教師は容疑を認めており、同日午後に釈放されています。

 

ここで問題なるのは調教師への処分があった場合の競走馬たちです。

 

処分の発表(JRA 2018/7/6 付)

JRAによると、角居調教師に対する処分は以下のとおりです。

1、調教師として重大な非行があったもので、裁定委員会の議定があるまで7月6日(金)から調教停止。

2、管理する全78頭を栗東・中竹和也厩舎へ転厩。(転厩日は7月6日付)

*転厩に伴い、中竹和也調教師に臨時貸付(30馬房)を行う。

*7月6日、7日に出走予定の馬は中竹和也調教師管理馬として出走。

 

転厩馬の今後は

転厩先の中竹厩舎は現在47頭(7/5現在)を管理している状況であり、転厩してきた78頭を合わせると125頭。ただ、出馬投票などは調教師が馬主の代理として行わなくてはならないため、調教師がどうしても必要となるのは目に見えていますので、「臨時措置としての転厩」という早い対応をJRA側が行ったのは評価できます。

しかし、臨時で転厩ということもあって中竹調教師が「転厩馬を含む125頭全てを管理していく」というのはちょっと考えづらいですし、今回の逮捕を問題視したオーナーが中竹厩舎からさらに転厩するというのもありそうです。

また、転厩した馬の中にはキセキ(2018菊花賞馬)など重賞馬もいますので、調教停止中にどのようなローテーションでレースを使い、目標にしていくかなど各馬の動向にも注目です。転厩馬の面倒を見るのは、おそらく角居調教師のスタッフがこなすでしょうし馬の体調面の問題は特にないものと思います。

さて、角居調教師は引退馬のセカンドキャリア支援を目的とした「サンクスホースプロジェクト」の発起人。現役のJRA調教師が発起人ということもあいまって各方面から大きな注目を浴び、支援をされた方は2000名以上、2018年3月までに50頭以上の馬がセカンドキャリアへの道が開けるまでになっています。

そして、今年1月には3年後の2021年に競馬界から引退、厩舎を解散することを発表。引退理由は、体調を崩したお母様の信仰する宗教を引き継ぐために故郷の石川県へ帰るとういもの。

この記事の時点では正式な処分が下されていませんが、調教停止期間が明けてから転厩していた馬たちは再び戻ってくることになるかもしれませんし、今回の逮捕で2021年引退・厩舎解散予定が早まってしまう可能性もあります。

 

・角居勝彦(スミイカツヒコ)プロフィール

生年月日:1964年3月28日

調教師免許取得:2000年(2001年開業・栗東)

所属:日本中央競馬会(JRA)

通算成績:4922戦693勝(2018/7/5現在)

主な管理馬:シーザリオ(2005G1オークス他)、ウオッカ(2007G1日本ダービー他)、ヴィクトワールピサ(2011G1ドバイワールドカップ他)、エピファネイア(2013G1菊花賞他)、キセキ(2017G1菊花賞)など

 

調教停止期間【追記】

2018/11/7 JRAより騎乗停止処分について発表されました。

調教停止期間:2018年7月6日(金曜)から2019年1月6日(日曜)までの6ヶ月間

公式サイト:JRAホームページ