2018 ダービー(G1) オークス(G1) コロネーションカップ(G1)各レース結果 イギリス・エプソム競馬場

イギリス・エプソムダウンズ競馬場(エプソム競馬場)で6月1日・2日の2日間に渡って開催されたダービーフェスティバルが終わりました。

6月1日のコロネーションカップで復帰予定だったエネイブルが脚部不安で見送りとなった代わりに、僚馬のクラックスマンが出走。また、同日行われたオークスステークスは出走馬全9頭中半数を超える5頭がA.オブライエン調教師の管理馬。ワイルドイリュージョン(C.アップルビー厩舎)が支持を受け1番人気に。

6月2日のダービーステークスは、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが抜けた1番人気で、英2000ギニーに続く2冠達成が期待されました。

 

それでは、各レース概要とレース結果です。

コロネーションカップ(G1)

概要

イギリス エプソムダウンズ競馬場(エプソム競馬場)

6月1日 発走15:10(現地)

4歳以上 芝2420m(1m4f6y)

 

出走馬

*斤量の単位はポンド

馬番 ゲート

番 号

馬名

性、馬齢

斤量 騎手 調教師
1 クラックスマン

牡 4歳

126 L.デットーリ J.ゴスデン
2 ホークビル

牡 5歳

126 W.ビュイック C.アップルビー
3 アイダホ

牡 5歳

126 R.ムーア A.オブライエン
4 サルウィン

牡 4歳

126 S.デソウサ S.カーク
5 ヴィントシュトース

牡 4歳

126 A.デフリース M.クルーク
6 ユカタン

牡 4歳

126 D.オブライエン A.オブライエン

 

レース結果

*斤量の単位はポンド

着順 馬番 馬名

性、馬齢

斤量 騎手 タイム
着差
調教師
1 1 クラックスマン

牡 4歳

126 L.デットーリ 2:38:49 J.ゴスデン
2 4 サルウィン

牡 4歳

126 S.デソウサ アタマ S.カーク
3 5 ヴィントシュトース

牡 4歳

126 A.デフリース 3 3/4 M.クルーク
4 3 アイダホ

牡 5歳

126 R.ムーア 4 1/2 A.オブライエン
5 2 ホークビル

牡 5歳

126 W.ビュイック 17 C.アップルビー
6 6 ユカタン

牡 4歳

126 D.オブライエン 24 A.オブライエン

クラックスマン(Cracksman)

父:Frankel(GB)

母:Rhadegunda(GB)

母の父:Pivota(GB)

馬主:A.E.Oppenheimer

生産者:Hascombe And Valiant Studs

調教師:J.ゴステン(イギリス)

主な勝ち鞍:2017英チャンピオンS(G1)、2018ガネー賞(G1)

レース回顧

少頭数でしたが、注目は前走ガネー賞(G1)を久々をものともせず圧勝したクラックスマン。レースはスタートしてサルウィンがハナを主張、クラックスマンは後方から進めます。最終コーナーから直線に入り、逃げるサルウィは直線でも脚色が衰えずそのまま逃げ切り勝ちしそうでしたが、外へ持ち出していたクラックスマンが後方から鋭い伸び脚を見せ、ゴール手前でサルウィを差し切り優勝。前走のような圧勝とはならなかったですが、強さを見せ付けるようなレースでした。クラックスマンは、2017年英チャンピオンステークス、2018年ガネー賞に続くG1・3連勝で3勝目。

 

オークスステークス(英オークス・G1)

概要

イギリス エプソムダウンズ競馬場(エプソム競馬場)

6月1日 発走16:30(現地)

3歳牝 芝2420m(1m4f6y)

 

出走馬

*斤量の単位はポンド

馬番 ゲート番 号 馬名

性、馬齢

斤量 騎手 調教師
1 バイバイベイビー

牝 3歳

126 W.ローダン A.オブライエン
2 エジティヤ

牝 3歳

126 J.スペンサー D.シムコック
3 フラッタリング

牝 3歳

126 P.ベギー A.オブライエン
4 フォーエバートゥギャザー

牝 3歳

126 D.オブライエン A.オブライエン
5 ギブアンドテイク

牝 3歳

126 J.ドイル W.ハガス
6 アイキャンフライ

牝 3歳

126 S.ヘファナン A.オブライエン
7 マジックワンド

牝 3歳

126 R.ムーア A.オブライエン
8 パーフェクトクラリティ

牝 3歳

126 A.カービー C.コックス
9 ワイルドイリュージョン

牝 3歳

126 W.ビュイック C.アップルビー

 

レース結果

*斤量の単位はポンド

着順 馬番 馬名

性、馬齢

斤量 騎手 タイム
着差
調教師
1 4 フォーエバートゥギャザー

牝 3歳

126 D.オブライエン 2:40:39 A.オブライエン
2 9 ワイルドイリュージョン

牝 3歳

126 W.ビュイック 4 1/2 C.アップルビー
3 1 バイバイベイビー

牝 3歳

126 W.ローダン 3 1/2 A.オブライエン
4 7 マジックワンド

牝 3歳

126 R.ムーア 3 A.オブライエン
5 3 フラッタリング

牝 3歳

126 P.ベギー 1/2 A.オブライエン
6 5 ギブアンドテイク

牝 3歳

126 J.ドイル 1 1/2 W.ハガス
7 8 パーフェクトクラリティ

牝 3歳

126 A.カービー 4 1/2 C.コックス
8 6 アイキャンフライ

牝 3歳

126 S.ヘファナン 59 A.オブライエン
9 2 エジティヤ

牝 3歳

126 J.スペンサー 22 D.シムコック

フォーエバートゥギャザー(Forever Together)

父:Galileo(IRE)

母:Green Room(USA)

母の父:Theatrical(USA)

馬主:Michael Tabor & Derrick Smith & Mrs John Magnier

生産者:Vimal And Gillian Khosla

調教師:A.オブライエン(アイルランド)

レース回顧

バイバイベイビーが2番手に1馬身ほど差をつけ先頭でレースを引っ張り、2番手フラッタリングからはほぼ一団で、人気のワイルドイリュージョンは道中4番手からレースを進めます。逃げるバイバイベイビーが4、5馬身差をつけ直線へ。前で粘るバイバイベイビーを外へ持ち出していたワイルドイリュージョンが直線半ば過ぎで交わしますが、ほぼ同時に上がってきたフォーエバートゥギャザーがさらに外ラチいっぱいから並ぶ間もなく交わし、1番人気ワイルドイリュージョンを4 馬身半突き放して優勝2着ワイルドイリュージョン、3着は逃げ粘ったバイバイベイビー。フォーエバートゥギャザーは未勝利で、このレースが初勝利で初G1制覇。

 

ダービーステークス(英ダービー・G1)

概要

イギリス エプソムダウンズ競馬場(エプソム競馬場)

6月2日 発走16:30(現地)

3歳牡・牝 芝2420m(1m4f6y)

 

出走馬

*斤量の単位はポンド

馬番 ゲート

番 号

馬名

性、馬齢

斤量 騎手 調教師
1 6 ディーエクスビー

牡 3歳

126 S.デソウサ M.ジョンストン
2 4 デラノルーズベルト

牡 3歳

126 S.ヘファナン A.オブライエン
3 3 ハザプール

牡 3歳

126 L.デットーリ D.ウェルド
4 12 キューガーデンズ

牡 3歳

126 D.オブライエン A.オブライエン
5 2 ナイトトゥビホールド

牡 3歳

126 R.キングスコート H.ダンロップ
6 10 マサー

牡 3歳

126 W.ビュイック C.アップルビー
7 5 ロアリングライオン

牡 3歳

126 O.マーフィー J.ゴスデン
8 1 サクソンウォリアー

牡 3歳

126 R.ムーア A.オブライエン
9 7 セヴェンナスター

牡 3歳

126 R.ハブリン J.ゴスデン
10 11 ザペンタゴン

牡 3歳

126 W.ローダン A.オブライエン
11 9 ヤングラスカル

牡 3歳

126 J.ドイル W.ハガス
12 8 ザブリスキー

牡 3歳

126 P.ベギー A.オブライエン

 

レース結果

*斤量の単位はポンド

着順 馬番 馬名

性、馬齢

斤量 騎手 タイム
着差
調教師
1 6 マサー

牡 3歳

126 W.ビュイック 2:34:93 C.アップルビー
2 1 ディーエックスビー

牡 3歳

126 S.デソウサ 1 1/2 M.ジョンストン
3 7 ロアリングライオン

牡 3歳

126 O.マーフィー 1/2 J.ゴスデン
4 8 サクソンウォリアー

牡 3歳

126 R.ムーア 2 1/2 A.オブライエン
5 3 ハザプール

牡 3歳

126 L.デットーリ 2 1/2 D.ウェルド
6 2 デラノルーズベルト

牡 3歳

126 S.ヘファナン 4 1/2 A.オブライエン
7 11 ヤングラスカル

牡 3歳

126 J.ドイル 5 W.ハガス
8 10 ザペンタゴン

牡 3歳

126 W.ローダン 1/2 A.オブライエン
9 4 キューガーデンズ

牡 3歳

126 D.オブライエン 10 A.オブライエン
10 9 セヴェンナスター

牡 3歳

126 R.ハヴリン 1 J.ゴスデン
11 5 ナイトトゥビホールド

牡 3歳

126 R.キングスコート 4 1/2 H.ダンロップ
12 12 ザブリスキー

牡 3歳

126 P.ベギー 15 A.オブライエン

マサー(Masar)

父:New Approach(IRE)

母:Khawlah(IRE)

母の父:Cape Cross(IRE)

馬主:ゴドルフィン

生産者:ゴドルフィン

調教師:C.アップルビー(イギリス)

主な勝ち鞍:2017ソラリオS(G3)、2018クレイヴンS(G3)

 

レース回顧

1番人気サクソンウォリアーは最内枠からのスタート。やや出遅れ気味で行き脚がつかず後方2番手からとなります。スタート直後は強引にハナを主張する馬はなく、先頭に立ったのはナイトトゥビホールド、2番手にキューガーデンズ。マサーは中団やや後ろあたり、サクソンウォリアーは内でマサーを見るような位置取りで各馬レースを進めます。最終コーナーで逃げるナイトトゥビホールドにキューガーデンズが並びかけ直線へ。

直線では、ナイトトゥビホールドが早々に脚色が鈍りズルズルと後退、代わって3、4番手あたりにつけていたハザプールが一旦先頭に立ちます。内でレースを進めていたサクソンウォリアーは進路が取れずに直線半ばまで馬群を抜けられずじまい。マサーは、馬群のやや外から抜け出しを図るサクソンウォリアーの進路を封じるかのように内へ切り込みながら加速し残り200ヤード過ぎで先頭に。

内からディーエックスビー、外からロアリングライオンの両馬が迫って来るものの、マサーの脚色が鈍ることなくそのまま1着となりダービー制覇。2着ディーエックスビー、3着ロアリングライオン。サクソンウォリアーは、残り200ヤード過ぎた辺りから馬群を抜けだし伸びたものの4着まで。

マサーのオーナー・ゴドルフィン、C.アップルビー調教師、W.ビュイック騎手はいずれもダービー初制覇。前走2000ギニー(G1)でサクソンウォリアーの3着だった雪辱を晴らしました。

 

まとめ

ダービーは、2000ギニーに続くクラシック2冠がかかるディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが出走。ディープインパンクト産駒で日本産であることから、日本でも連日報道されておりご存知のかたも多いのではないでしょうか。

結果は残念ながら人気に応えられずマサーの後塵に拝しましたが、それでも4着はたいしたものだと思います。勝ち馬マサーのW.ビュイック騎手は、サクソンウォリアーをマークしていたのか最後の直線でサクソンウォリアーの前付近をカットしにかかっており、これは騎手のファインプレーですね。

サクソンウォリアーの次走ですが、6月30日の愛ダービー(G1)を予定。今回の巻き返しを期待したいですね。

デビューから3戦0勝の未勝利馬フォーエバートゥギャザーが、4戦目での初勝利がクラシックのオークス制覇という偉業。D.オブライエン騎手は、2000ギニー勝利(サクソンウォリアー)に続いてのクラシック勝利で親子制覇。

オークスにはA.オブライエン調教師の管理馬が5頭出走していましたが、1着~5着までの間に2着を除く全ての着順を確保しました。フォーエバートゥギャザーの次走は、7月21日の愛オークス(G1)の予定。イギリスとアイルランドの両国オークス制覇に期待がかかります。

 

コロネーションカップはクラックスマンが僅差の勝利。次走は6月20日のプリンスオブウェールズS(G1)が候補となっています。