11月20日(現地)、第30回カルティエ賞(ヨーロッパ・年度代表表彰)の各選出馬が発表されました。
2020年度 第30回カルティエ賞
(The 30th Cartier Racing Awards 2020)
設立:1991年
発表日:2020年11月20日
2020年度カルティエ賞・選出馬
年度代表馬のほか、最優秀2歳牡馬、最優秀2歳牝馬、最優秀3歳牡馬、最優秀3歳牝馬、最優秀古馬、最優秀スプリンター、最優秀ステイヤーの7部門。
*「馬名/(スラッシュ)」の後ろにあるアルファベット表記は生産国を示します。
年度代表馬(Horse of the Year)
ガイヤース(Ghaiyyath/IRE)
*最優秀古馬と同時選出
性・馬齢 | 牡・5歳(2015年4月19日 生) |
父 | Dubawi (IRE) |
母 | Nightime (IRE) |
母の父 | Galileo (IRE) |
馬主 | Godolphin |
調教師 | C.アップルビー(イギリス) |
2020年成績
(通算成績) |
5戦4勝(13戦9勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
コロネーションカップ(G1・2020/6/5 イギリス・ニューマーケット)
インターナショナルスステークス(G1・2020/8/19 イギリス・ヨーク) |
最優秀2歳牡馬(Two-Year-Old Colt)
ヴァンゴッホ(Van Gogh/USA)
性・馬齢 | 牡・2歳(2018年2月11日 生) |
父 | American Pharoah (USA) |
母 | Imagine (IRE) |
母の父 | Sadler’s Wells (USA) |
馬主 | M Tabor & D Smith & Mrs J Magnier & Mrs D Nagle |
調教師 | A.オブライエン(アイルランド) |
2020年成績
(通算成績) |
7戦2勝(7戦2勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
クリテリウムアンテルナシオナル(G1・2020/10/24 フランス・サンクルー) |
最優秀2歳牝馬(Two-Year-Old Filly)
プリティゴージャス(Pretty Gorgeous/FR)
性・馬齢 | 牝・2歳(2018年2月24日 生) |
父 | Lawman (FR) |
母 | Lady Gorgeous (GB) |
母の父 | Compton Place (GB) |
馬主 | John C Oxley |
調教師 | J.オブライエン(アイルランド) |
2020年成績
(通算成績) |
5戦3勝(5戦3勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
デビュータントステークス(G2・2020/8/22 アイルランド・カラ)
フィリーズマイル(G1・2020/10/9 イギリス・ニューマーケット) |
最優秀3歳牡馬(Three-Year-Old Colt)
パレスピア(Palace Pier/GB)
性・馬齢 | 牡・3歳(2017年3月20日 生) |
父 | Kingman (GB) |
母 | Beach Frolic (GB) |
母の父 | Nayef (USA) |
馬主 | Sheikh Hamdan bin Mohammed Al Maktoum |
調教師 | J.ゴズデン(イギリス) |
2020年成績
(通算成績) |
4戦3勝(6戦5勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
セントジェームズパレスステークス(G1・2020/6/20 イギリス・アスコット)
ジャックルマロワ賞(G1・2020/8/16 フランス・ドーヴィル) |
最優秀3歳牝馬(Three-Year-Old Filly)
ラヴ(Love/IRE)
性・馬齢 | 牝・3歳(2017年4月13日 生) |
父 | Galileo (IRE) |
母 | Pikaboo (GB) |
母の父 | Pivotal (GB) |
馬主 | Michael Tabor & Derrick Smith & Mrs John Magnier |
調教師 | A.オブライエン(アイルランド) |
2020年成績
(通算成績) |
3戦3勝(10戦6勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
1000ギニーステークス(G1・2020/6/7 イギリス・ニューマーケット)
ヨークシャーオークス(G1・2020/8/20 イギリス・ヨーク) |
最優秀古馬(Older Horse)
ガイヤース(Ghaiyyath/IRE)
*年度代表馬と同時選出
性・馬齢 | 牡・5歳(2015年4月19日 生) |
父 | Dubawi (IRE) |
母 | Nightime (IRE) |
母の父 | Galileo (IRE) |
馬主 | Godolphin |
調教師 | C.アップルビー(イギリス) |
2020年成績
(通算成績) |
5戦4勝(13戦9勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
コロネーションカップ(G1・2020/6/5 イギリス・ニューマーケット)
インターナショナルスステークス(G1・2020/8/19 イギリス・ヨーク) |
最優秀スプリンター(Sprinter)
バターシュ(Battaash/IRE)
性・馬齢 | セ・6歳(2014年2月10日 生) |
父 | Dark Angel (IRE) |
母 | Anna Law (IRE) |
母の父 | Lawman (FR) |
馬主 | Hamdan Al Maktoum |
調教師 | C.ヒルズ(イギリス) |
2020年成績
(通算成績) |
3戦3勝(23戦13勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
キングズスタンドステークス(G1・2020/6/16 イギリス・アスコット)
キングジョージステークス(G2・2020/7/31 イギリス・グッドウッド) ナンソープテークス(G1・2020/8/21 イギリス・ヨーク) |
最優秀ステイヤー(Stayer)
ストラディヴァリウス(Stradivarius/IRE)
性・馬齢 | 牡・6歳(2014年2月28日 生) |
父 | Sea The Stars (IRE) |
母 | Private Life (FR) |
母の父 | Bering (GB) |
馬主 | B E Nielsen |
調教師 | J.ゴスデン(イギリス) |
2020年成績
(通算成績) |
6戦2勝(26戦16勝) |
2020年の
主な勝鞍 |
ゴールドカップ(G1・2020/6/18 イギリス・アスコット)
グッドウッドカップステークス(G1・2020/7/28 イギリス・グッドウッド) |
2020年度カルティエ賞・功労賞
(デイリー・テレグラフ功労賞/Daily Telegraph Award of Merit)
受賞者:ジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師
イギリス出身、1951年3月30日生まれ。
イギリス・ニューマーケットを本拠地とする調教師。
1979年よりアメリカ・カリフォルニア州で調教師としてのキャリアをスタートさせ、ベイツモーテル(1983年エクリプス賞最優秀古牡馬)やロイヤルヒロイン(1984年エクリプス賞最優秀芝牝馬)などを管理。
1989年にイギリスに戻った同師は、ベニーザディップ(1997年ダービーステークス)や タグルーダ(2014年オークスステークス)などでイギリスのクラシック競走を制し、キングマン(2014年)、ゴールデンホーン(2015年)、エネイブル(2017年・2019年)、ロアリングライオン(2018年)の計5頭の年度代表馬(カルティエ賞ホースオブザイヤー)を輩出。
2018年には、エネイブルで史上初となる凱旋門賞(フランス)とブリーダーズカップ・ターフ(アメリカ)を同一年制覇。
G1競走(イギリス国外を含む)は100以上を制しており、2012年、2015年、2018年、2019年の計4度イギリスのチャンピオントレーナーの座を獲得するなど、調教師として大きな功績を残しています。